閲覧は自己責任にて。
サンフランシスコからゴールデンゲートブリッジを渡って車で北へ1時間ほど。
マウンテンバイク発祥の地、マウント・タムの麓を抜けた先にある海沿いの小さな街、ポイントレイズステーション
人口はわずか200人ほどながら、豊かな自然を求めて毎年たくさんのサイクリストが訪れるのだそうです。
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そんなライドの起点となる場所にショップを構えているのが “BLACK MOUNAIN CYCLES”
パンク修理からフルオーバーホールまで幅広いメカニックサービスを提供するとともに、大手バイクメーカーで長くプロダクトマネージャーを務めた確かな経験をもとにデザインしたオリジナルフレームも手掛けています。
そのオリジナルフレームである “BLACK MOUNTAIN CYCLES” をこのたび取り扱いさせていただけることになりまして。
で、今回入荷してきましたのがこちらのフレーム
その名も “La Cabra”
La Cabraはいわゆるマウンテン・ドロップ
BLACK MOUNTAIN CYCLES のオーナー・Mikeさんがマウンテンバイクにドロップバーを付けた1988年にLa Cabraは誕生したとのこと(なにそれかっこいい。。。)
80年代よりアドベンチャー・サイクリングを楽しんできたMikeさんの経験を基にデザインされたLa Cabraは、現代的な規格を採用していながらも、どこかOLD MTBのような佇まいがあります。
フレームカラーはピーナッツバター
シンプルなカラーリングだけど、とても良い色味。
フォークはBOOSTスペーシングの5ピース・フォークが付属。
あらゆるケージやラックの取付を考慮した豊富なダボやダイナモのケーブルガイドが特徴的。
美しいだけでなく、メカニック視点での気の利いたデザインがBLACK MOUNTAINの特筆すべき点かもしれません。
リヤエンドもBOOSTスペーシング
タイヤクリアランスは最大で29×2.4インチ、もしくは27.5×2.8インチに対応します。
フレームの内外部にはBEDコーティングがなされており、耐食性にも配慮がなされています。
ドロッパーのインターナル・ケーブル・ルーティングにも対応。
La Cabraの推奨サイズは100mm-120mmトラベル・ドロッパーの使用を想定しているとのこと。
ジオメトリー表にサドル高の記載があるところも、良心的というかメカニック視点を感じるところ。
個人的に好きなのがヘッドチューブ・デカール
ヘッドバッジの方が高級感はありますが、デカールの方が古き良きな感じがして好きなのです。
ヘッドチューブはオーバーサイズ
こちらも古き良きなポンプペグ
フレームサイズ15″にはポンプペグがありませんのでご注意を。
今回店頭在庫として入荷してきたのはLa Cabra 16″
他のサイズもお取り寄せが可能です。
フレームセットでの入荷となるので完成形をイメージしづらいと思いますが、BLUE LUGさんのブランドページに大変参考になるバイクカタログがございますので、ぜひご覧ください。
(ブランドページ内のMikeさんのインタビューはぜったい読んでね)
そしてもう一つ、Mod Zeroというモデルもありまして。
Mod Zeroはライドシチュエーションによって異なる個性を引き出せる700×50Cもしくは27.5″×2.25″のタイヤクリアランス
44mmヘッドチューブ採用でカーボン・フォークへのアップデートも可能なモデル
Mod Zeroもお取り寄せが可能です。
どちらもアドベンチャー・サイクリングに適したフレームになりますが、“何に重きを置くか” でフレームの選択が変わってくるところ。
フレーム選びはとっても重要なので、迷った方はぜひ店頭でご相談くださいね。