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本日は入荷してきたばかりのドロッパー・シートポストのご紹介。
ドロッパー・シートポストとは手元のレバー操作により、シートポストの上げ下げを可能にする優れものでMTB乗りなら今や必須のアイテムと言えますね。
その利便性は山のみならず。
一度使うと手放せなくなり、街乗りでも信号待ちの際などに活用している方もいらっしゃるんだとか。
BIKE YOKE | Revive 3.0 Silver Ltd
30.9mm 125mm ¥57,500
まるで卒業証書のような筒から顔を出したのは、世にも珍しいシルバーカラーのドロッパーポスト。
なんでも世界250本限定で生産されたんだとか。
そもそもBIKE YOKEとは?
という方のために簡単にブランドのご紹介を。
BIKE YOKEは2016年に生まれたドイツブランド。
ファーストプロダクトはSPECIALIZED社の専用リアサスペンション構造に汎用リアサスペンションを装着できるリンクだったそうな。
その後2017年にリリースした”Revive“が各所で評価され海外のMTBサイトにて最優秀賞を受賞。
製品はドロッパーポストのみに留まらずですが、ドロッパーポストの中では地位を確立したと言って良いでしょう。
ショックアブソーバーを備えたサドル“Sagma”なんかも評判が良いですね。
その後のアップデートにより、Reviveは現在Ver. 3.0
Revive 3.0は通常ブラックのみでの展開なのですが、“250本限定でシルバー作っちゃったよ”っというのが今回ご紹介するSilver Ltdであると。
アッパーチューブはブラックなので、ベタ下げするとシルバーが露呈する部分は少ないですが、それでも貴重なシルバーのドロッパー。
待ち侘びていた、という方も多いのではないでしょうか?
で、“Reviveは何がそんなに評価されてるのよ?”ってところなんですが、一番はエア噛みリセット機能。
油圧タイプのドロッパーポストは構造上エアーが流入する事があり、エアが流入するとスポンジのようにシートポストが沈んでしまいます。
そうなるとオーバーホールが必要となるケースが多いのですが、外部からそれをリセットできるというのがReviveの一番の特徴。
ご覧の通り。
わずか数秒、4mmのアーレンキーのみでエア噛みのリセットが可能なのです。
ちなみにこの機構はパテントを取得しているんだそう。
他社には真似できない独自機構ということですね。
あとはサドルクランプ部のスタックハイトが低いのでドロップを最大限活かせるとか、付属のスペーサーを使用することによってトラベル量を5mm刻みで縮めることができたりとか。
かゆいところにも手が届いていてユーザー・フレンドリーな印象を受けますね。
あとはメカニック的に嬉しいのはフルサービスが可能な点。
安価なドロッパーポストは使い捨てのエアカートリッジを採用していることがほとんどで、モデルやサイズによって使用するエアカートリッジが異なります。
エアカートリッジに不具合が起きた際に交換品の入手が困難、となった場合は修理に時間がかかったり、買い替えを検討せざるを得ません。
その点BIKE YOKEのドロッパーポストはサービスパーツが充実しているので、トラブルが起きても再構築が可能。
ドロッパーポストは摩耗が生じるパーツなので、車体と共に定期的にオーバーホールしてあげるのが良いでしょう。
せっかくの機会なので、BIKE YOKEのグリップについてもご紹介いたしましょう。
BIKE YOKE | Grippy
Black ¥4,100
Grippyの最大の特徴は偏芯構造であること。
偏芯だとなぜ良いのかって点なんですが。。。
グリップは太い方がクッション性が増しますが、グリップが太くなるにつれてダイレクト感が薄れていったりするんですね。
Grippyは掌側は太く、指が掛かる側を薄くすることで、クッション性とダイレクトな操作感を両立させた、というわけです。
さらにはグリップ外側のインナースリーブを切り抜くことで減衰性を高めていると。
パターンはハニカム構造。
このハニカム構造とゴムがねじれない程よい硬さのゴム質を採用することで耐久性にも配慮がなされているんだとか。
グリップひとつでここまでのアイデアと開発力の詰まった製品って、なかなか無いんじゃないかな。
Reviveも然りですが、一度試してみたいと思わせてくれる魅力的な製品だと思います。
というわけで本日はRevive 3.0 Silver LtdおよびGrippyのご紹介でした。
オンラインショップにもアップしておいたので、お探しの方いらっしゃいましたらお早めにどうぞ。
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